「人は記憶でできていると思っていた。」から改題しました。
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先日
良い変化があったように思うとか書いといて
今日もやっぱり年寄り相手にむかっ腹立てたりして
相変わらずなのかもしれません。ははは。

しかし、ま、せっかくですので(?)
立てた項目を順番に、解説編。


1、へーチャン側

?ストレス軽減説その1
  
去年5月、じーじが亡くなった時、ヘルパーをやってるお友達からアドバイスがあったんですね。

「まったく変化が無いように見えても、どんなに動じてないように見えても
それでもやっぱり疲れてたり、たくさんストレスを感じてたりするものだから
気をつけてあげてね。
認知症が進んで見えるのもそのせいってこともあるから。」
と。

そのときは、
「そ~おお?へーちゃんが変なのは今に始まった話でなくてずーっとだし
じーじが亡くなったことについてもなんだか妙に淡々としてて
ショック受けてるのかどうかさえ、よくわかんないだよ?」と思ったんですが。

やっぱりそりゃ、何十年も一緒に暮らした人が急に居なくなったわけですから
ショックを受けてない訳はなかったんでした。
と、1年以上たった今
最近のへーちゃんを見てやっと思う。

この一年、へーちゃんは「じーじ、死んじゃったわねえ」と何回も何回も口にしてきた。
病気のことも経過も何も理解できなかったけれど‥‥。
そうしてへーちゃんなりに受け止めて、そしてやっぱり時間がたって
ショックが和らいできたこの頃、ってことなんじゃないかと思うわけです。

?ストレス軽減説その2

そうはいっても実はじーじはいつもいつもへーちゃんの状態に腹を立てていて
日がな一日へーちゃんを責め立てていた、という辛い側面もあった。
階下から聞こえてくるじーじの怒声と
へーちゃんのヒステリックな悲鳴じみた声。
刃傷沙汰になったらどうしよう、ぎりぎりのところなんじゃないのかと
いつも耳を済まして緊張していたあの頃。

だからじーじの病気が発覚して、入院したり
弱って自由に歩き回る元気も無くなったことに
ほっとした部分もあったな‥‥。
じーじの方もちょっと「キテタ」ので
あのままじーじが体力的には壮健だったら
一歩間違えば本当に危ないところだったと、今でも思っている。

そのじーじがいなくなって
実はへーちゃんはすごく楽になったんじゃないだろうか?
小うるさいヨメがいるとは言え
自分のペースで暮らせるようになったわけだから‥‥。


そうでなくとも、イッパンに
妻ってな、オットが亡くなると元気になるもんですしね。たはは。


2、私側

?ストレス発散成功説

今の生活体制になった当初(’07.5月)は
階下の物音で、状況を推し量り、何かあったらすぐに飛んでかなくちゃという
緊張状態が続き
こりゃわたしの身が持たん、何があっても時の運、ごめんなさいよーとばかりに
なんとバイトに出るようになったら
かなり気持ちが楽になったんでした。去年の9月だったな。
知り合いの方に
大好きな分野の仕事に誘ってもらって、いやー、ラッキーでした。

それでもへーちゃんの生殺与奪は私の掌中と思っていて
緊張感が全く無くなるという事はなかったんですけども。
と、言いながら去年の夏は
富士山登りにいって佐渡の海にプカプカしにいって
子どものサークルの合宿にも参加っつー遊びっぷり。
いや、遊びすぎですって。
何の事情がなくともこの遊びっぷりでは疲れるっつーもんでしょう。

今となってはそれでも遊んどいてよかったですけど。
というのも今はダンナ単身赴任のため
「ごめん、へーちゃんに晩御飯、なんか買ってあげて~」ができなくなっちゃったんですね。
いや、自宅通勤のダンナは便利だったなー。

でも今年も
古い仲の友達と会って久しぶりにたくさん話したり
子どものサークルのイベントに息子抜きで参加して
友達とおしゃべりしたり、小さい子をからかって(いや、からかわれて、だな)遊んだり。
なかでもヒットはノリの良いママ友達との妄想遊びだ。
「宝くじは当たることに決まっている、ただいつかはっきり分からないだけ」という前提の下
さ、、大金を何に使う?と
こと細かく妄想するのだ。これが楽しくって。わはははは。
当たったら家族には言うの?分けるの?どう受け取りに行くの?銀行からの帰り一番に何する?なんて
話をしてるとすごくハイになって
それから自分の真の望みについて真剣に考えるところがすごくいいんですよ。
お試し下され。
もちろん宝くじは、買いますとも!



?呪文が効いてる説

わたくし、かなりきく呪文を編み出したんですね。
それは「いい」

ちょっと頑張って張り込んだ桃が捨ててあっても「う~ん、いい捨てっぷり!!」
居間にパンツが積もっててにょーのにおいがしてても「う~ん、いい脱ぎ捨てっぷり!!!」
へーちゃんがスイカに塩を真っ白になるほどかけて食べてても「う~ん、いい塩っプリ!!」
相変わらずご飯になかなか取り掛からなくても「う~ん、いい間!!」
ピントはずれなことばっかりおっしゃっても「う~ん、いいぼけっぷり!!」‥‥‥

と、内心で大きく叫び、にやっとしたりうっきっきと笑ったりポーカーフェースを貫いたり。
そしてこの瞬間、もしできうるならばなるべくにっかり笑う。

私が笑ってさえいれば
とりあえずこの人は私に害をなしにくるのではなさそうだ、とへーちゃんが安心して
結果、いろいろなことがスムーズに運びやすい、ような気がするんですよ。

いつまで効くか分かりませんけども。


?諦めが幸いした説

できうるものならばたとえば
「窓を開けますか?冷房にしますか?」ぐらいの選択肢は示して
へーちゃん自身に選んでもらう。
と、へーちゃん自身の納得度があがっってヘイワ、なような気が‥‥。

そして、できうる限り、何も言わず待つ。

なんか子育てに似てるなあ。

へーちゃんの生殺与奪は私の掌中、と思うのをちょっとやめた、っというのもあります。

へーちゃん自身がご自身の生命力で、生きるだけ生きる、そのお手伝い。

やっぱりちょっと、息子の小さいときと似てるかなあ。

認知症が子どもに還ることっていう考え方、あまり好きじゃなったんだけど
確かにそんな面もあるかもしれないなあ‥‥‥。


(生殺与奪は私の掌中、と思うのをちょっとやめた最近になって
衝撃的に巡り合った本によれば
介護の質は寿命の長短にかなり影響するとのこと。

詳しいご紹介は次回に譲ることとして
本のタイトルだけとりあえず。



各ページ各行に示唆が満ちていて
とてもいっぺんには読めないのです。
3行読んではショックを受けて本を置き、飲み下してはまた進むといった按配です。)


3、「***」説

ま、要するに、つまるところ、なんのことはない「慣れた」のではないかと。
へーちゃんも私も、この新しい生活に。

ペース、距離感、ちょっとした取り決め、食の好み、etc,‥‥。
なにせお相手がお相手だけに、そんなもんあるようなないようなですが
自然体でやるところもありーの、
意図的に確信犯的に演じるところもありーの、
つまりは、普遍的な人間関係を営む感覚はかなり必要らしいと
上記の本を読み進めながら思っているところです。



どれもこれも
へーちゃんがまだ認知症の初期だから、まだのんびりしたことを言ってられるんでは、と思いつつ。


へーちゃんがリラックスして生活することが
認知症の進行を鈍らせるなら
なるべくそうあるように努めようと。

なぜなら、ひいては私が楽だから!私の生活を守ることでもあるから。
つまりはめざせ「winwin」かなー、と思う2008年夏、であります。おそまつ。
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【2008/08/12 04:16】 | ’08.4.10以降
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No title
翡翠
毎日暑くてうんざり~ですね。

諸説じっくり読ませていただきました♪
へざーアイスさんはご自分の中で、見事に消化されていて、偉いな~(なんかエラそうな言い方ですみませんi-229)と。。。

ご紹介のあった本、早速私も読んでみたいと思います。

No title
ぷぅちゃん☆
うちはまだ認知症とは無縁だけど、
でも 舅が亡くなったから同居が始まった、と言う意味では
ショックの中でのスタートだったので
この記事はすごくよくわかります。

事実って自分では変えようもなくて、
特に年寄りは自分が正、だと思ってるから手に負えなくて、
だからこそ 自分がいかに切り替えていくか・・だと思うんですよね。
私もこの12年ですっかりヲタク度アーップ” (笑)

乗り越えていきましょう。
一緒に^^

つまり
トボ
なんとか落ち着いてこられたということですよね。 義母さまも、へざーアイスさんも。
うまく言えないけれど、前向きでステキです。 
なんとか見習って、グチばかりの私も前向きにやっていきたいものです。
本の紹介ありがとうございます。読んでみますね。


No title
八歩
これだけいろんな意見があるし、さらに、みんなが意見をもつくらいに、身近なことなんだなあ、と、取りとめもない感想を持ちました。
生活していくこと自体が、一種の戦いですもの、ね。
一層くらしがきつくなる中で、子育て、老後、現実の介護と、出口の見えない生活がつづきますww

No title
ヘザーあいす
長ったらしい文章を読んでいただいた上、コメントまで頂いてありがとうございます。
長いことほったらかしですみません。
皆様も一生懸命取り組んでいるんだ、あたしだけ投げ出すって訳にはいかない、と思って何とか頑張っていきたいと思います‥‥。

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この記事へのコメント
No title
毎日暑くてうんざり~ですね。

諸説じっくり読ませていただきました♪
へざーアイスさんはご自分の中で、見事に消化されていて、偉いな~(なんかエラそうな言い方ですみませんi-229)と。。。

ご紹介のあった本、早速私も読んでみたいと思います。
2008/08/12(Tue) 08:58 | URL  | 翡翠 #-[ 編集]
No title
うちはまだ認知症とは無縁だけど、
でも 舅が亡くなったから同居が始まった、と言う意味では
ショックの中でのスタートだったので
この記事はすごくよくわかります。

事実って自分では変えようもなくて、
特に年寄りは自分が正、だと思ってるから手に負えなくて、
だからこそ 自分がいかに切り替えていくか・・だと思うんですよね。
私もこの12年ですっかりヲタク度アーップ” (笑)

乗り越えていきましょう。
一緒に^^
2008/08/12(Tue) 11:46 | URL  | ぷぅちゃん☆ #C8U5YJ.g[ 編集]
つまり
なんとか落ち着いてこられたということですよね。 義母さまも、へざーアイスさんも。
うまく言えないけれど、前向きでステキです。 
なんとか見習って、グチばかりの私も前向きにやっていきたいものです。
本の紹介ありがとうございます。読んでみますね。
2008/08/12(Tue) 22:55 | URL  | トボ #-[ 編集]
No title
これだけいろんな意見があるし、さらに、みんなが意見をもつくらいに、身近なことなんだなあ、と、取りとめもない感想を持ちました。
生活していくこと自体が、一種の戦いですもの、ね。
一層くらしがきつくなる中で、子育て、老後、現実の介護と、出口の見えない生活がつづきますww
2008/09/01(Mon) 08:22 | URL  | 八歩 #-[ 編集]
No title
長ったらしい文章を読んでいただいた上、コメントまで頂いてありがとうございます。
長いことほったらかしですみません。
皆様も一生懸命取り組んでいるんだ、あたしだけ投げ出すって訳にはいかない、と思って何とか頑張っていきたいと思います‥‥。
2008/12/29(Mon) 05:35 | URL  | ヘザーあいす #mQop/nM.[ 編集]
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