「人は記憶でできていると思っていた。」から改題しました。
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先日の水曜日の朝、
デイサービスに向かう前2時間の間
例によって
へーちゃんからの電話攻勢あり。

「お金がないの通帳がないのもりぞう(うちのダンナ)が通帳見せてくれるって言っててずっと忘れてるのよ今日お金がいるのよ。」
はいはいはいはい。ん?
「へーちゃん、今日はお金要らないと思う。」
「いるわよ」
「ううん、ぴのぴの(デイサービス(仮名))ってお金持ってかなくてもいいのよ」
「………ぴのぴの?……それ、なんだっけ?」
んんん?「毎週水曜日行ってる所。今日お弁当なんでしょうね?」
「ああ、お弁当食べるところねえ……」
「ね、いつもお金持ってかないでしょ?」
「ぴのぴのはそうねえ、……でもいろいろ要るのよ」
「……要らないですよ、大丈夫。」
「だってパチスロするのよ?」
ほええええ?
「お金がないの通帳がないのもりぞうが通帳見せてくれるって言っててずっと忘れてるのよ今日お金がいるのよ。」
「あらまあ、しょうがないですねえ、もりぞうさんに言っときますね。ねええ、忘れちゃだめですよねえ」
「そうよねえ、パーマにも行きたいの」
「パーマはねえ、今度ぴのぴのでやってくれますよ」
「でもいつものお店に行かなくちゃ」
「とても上手な美容院が来てくれるんですよ、大丈夫」
「でも、行かなくちゃ!」
「ちょっと遠いですよねえ」
「………(じれている気配)いるのに……(ぶつぶつつぶやいている)……」
ぴーん。やっぱりパチスロ代が欲しいんだね、これは。

女だもん、そりゃパーマかけたいよな、いい兆候だわーと本気にしかけましたが
こりゃ、何とか言ってお金を引き出したいんだ。

へーちゃん、すんごい頭使ってるじゃん。
いいぞいいぞ~。
それにしても全然懲りてないね~~。あははははは
認識できないんだもんね~~、無理だよね~。

‥‥往診のお医者さんが
事情を知った上でそれでも
「行かしてあげたら」っていうんだ。
「行き来が心配ならダンナついてけばいいじゃない」って。
(いや、私はパチスロなんて店に踏み込むのもごめんこうむりたい、それだけは絶対いやだ)
ダンナにお医者さんがそう言うんだけどって
相談すると
「冗談じゃない、いくらかかると思ってるんだ!
誰が出すと思ってるんだ!」

ごもっとも。年金だけではまかないきれないほどかかる。

最近のパチスロはねえ、いくらお金があっても足りません。
ダンナだってそれはそれはそれはパチスロに詳しい。
一時は「パチスロが本業、会社は副業」とウソブクほどの入れ込みよう、稼ぎよう。
それがここんとこ
ぱったりまったく行かなくなったほどだもんね。

パチスロやさんではね、
へーちゃん大事にしてもらえるらしいんだ。
そりゃそうだよねえ、金握ってくるもんねえ。
ウチでより、金握っていくパチスロやさんでのほうが
自分は大事にされていると思えてそれで行くのだろうか、と
落ち込んだりもしたもんですが

なんの。

そんなたまかい。

高らかに言わせてもらおう、
へーちゃんは今や射幸心の塊なのさ!!!

(でもね、限られたお金なら老人のいい楽しみかもね。
だから週5000円だけいいよって渡そうか、って言ってるんです。
30分はもつかも。
行き来が心配?
なんの!
それで事故ったって本望でしょうとも
舞台で死ぬ女優のように!

と豪語した後で
やっぱりそれは避けたいなあ
入院して何にもわかんなくなっちゃうなんてのもいかんしなあ
とも思う‥‥。)

自力で歩けないへーちゃん
杖も歩行器も「年寄りくさくていや」と使わないへーちゃん
買い物に誘おうと散歩に連れ出そうとも
「こんなこといくらしても、しょうがないわねえ‥‥」とぼっそり言うだけで
何にも目が輝かない。

そのへーちゃんが
パチスロだけは自分で出かけていく。
生まれたばかりの子馬のような足取りのへーちゃんが
どうやってたどり着くのか未だにまったくもって謎なんですが
(知らないうちに出かけている‥‥)

そこまでしたいのなら、もう
しょうがないのかも知れません‥‥。

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【2008/04/26 17:53】 | ’08.4.10以降
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