「人は記憶でできていると思っていた。」から改題しました。
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昨日の記事で失禁が始まったのは'09秋と書いたけれども、
ちょっと不正確でした。量的に目立ってきたのが、ということです。
4年前からほとんど常に
衣服は尿臭がしていたなあ……悪いときははっきり湿っていた。

'10.4頃
対策=パッドを購入
結果=ばば。「これは若い人が使うものよ」
   ああ。何を言いたいのかはわかる。オワッテ40年近く経つのによく分かりましたね。
   いや、分かってないのか。
   
   これ、トイレに3回詰まらせました。
   そのうち1回はなんと病院のトイレ。
   流す寸前に気がついてなんとか事なきを得ましたが
   (その時介助してた旦那が泡喰って飛び出てきましたよ。半分流れかけたところを阻止。)
   うちではいちいちトイレには付いていかないので、一面水浸しになってるところに遭遇して大騒ぎ。
   ゲル状のものって膨れちゃって回収しにくいので水道さんもその度手こずった。
   修理代もそりゃ……。

   「だっていつも流してたもの、こういうものは」
   そんなわけないでしょう。
   およそこういう商品で流せる物なんか皆無でしょう。
   もううーーんざり。
   

そして対策=通販で失禁用パンツを購入。
結果=20CCや30CC吸うのを買ったところで、役には立たず。甘かった。
   まだこの頃は、時々失敗するくらい?という認識だったもので。
   しかしそもそも、パンツを履くという基本的習慣が壊れてしまった人には無効。

さらに対策=じゃあ、部屋中に吸水マットを敷いてみたらどうか、と。
      最近は100均でも介護用品は充実している。びっくり。
      あ、ペットシーツも使えるんじゃない?
      あの通販の超吸水マジックシート、みたいのもいいんじゃない?
      といろいろ買い集めて敷いてみた。

      いやあ、よく吸います。
      それ用のは防臭効果もばっちり。

結果=ところがね。既におしっこが浸みてるのに臭いもしないもんだから
(いや、臭ったところで同じなのかもですが)
へーちゃんが枕に敷いて寝ていたり、ひざ掛けにしたりするんですよ。
どっひーーー。何回取り上げてもその度にトラブルになる(「なんで黙ってはがしちゃうのよ、きーーーーっっ」とか)のでくたくた。
この作戦は撤回。

どしたらいいのーー


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【2011/02/10 10:16】 | ’08.4.10以降
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さて、 前回何気なーく書きましたが
現在のへーちゃんは「大」の時しかトイレに行きません。
いや、「大」はトイレでしてくれてほんとに助かる。

って当たり前のことなんだけど、この当たり前、とか普通とか
不潔or清潔とか
すっかり尺度が狂うのが介護生活。

とかいいつつ「大」を部屋ではなさらないことに心から感謝しているのはほんと。

それからもひとつ近況報告しときますと
徘徊、始まりましたー。来た来たーー。

ひとつづつ報告いたしましょう。
「ネタ帳」をめくりますと、失禁が始まったのは’09.秋。
あれ、チョビ漏れ、しちゃったのかな?という感じだったのが
あれよあれよといううちに部屋中が尿くさくなり
しいては家中が臭うようになり
開けた窓の外でも匂いが洩れてくるようになり……。
そして、この頃から、へーちゃんがパンツを履かなくなった。
下半身マッパ。
これはぎょっとします。いまだに。
そんなすごい格好なのに
けっこうしゃべり口はしっかりしているのだから。一見ね。
パンツを履かないしかし口は減らないしたたかなばーちゃん。

うーん。

もっとも履かないのは半分が「忘れ」、半分は確信犯だと思う。
つまり、「履いてると脱がないといけないけど
それが間に合うように脱ぐことができないから出ちゃうのよ、
履いてなければ間に合うのよ」とへーちゃんは考えたんだと思うのね。
実際はどっちにしろトイレに行き着く前に部屋で出ちゃってるわけなので
間に合わないことには変わりなし。
だいたい、もう出そう、とか
今出ている、という感覚も鈍くなっている、分からなくなってきている
という感じが
見ていて、致しました。
それから、どうして布団や畳が濡れているのか理解できないんだよね。
なんかねえ…濡れてるのよ……へざーちゃん、お水こぼしたの?
あたしゃそんなことしません、と憤然としつつ
分からない人をあまり責めてもなあと思い
「ど~したんでしょーね~~ーー」とすっとぼけ、
しかしとぼけ切れずに切れてしまうこともございました。懺悔。やれやれ。

下半身マッパのへーちゃんに
「お義母さん……女の人なんだからパンツは履きましょうよ……」と持ちかけてみたり
(これ言うと、そのあとしつこくしつこく連発されて閉口しました。
なにかというと「私は女なんですからね!」口を開くと「私だってねえ女なんですよ」
丸一日ぐらい気に入っちゃって繰り返すんだけどパンツは履かない。)
このごろは「寒いでしょ?暖かくしててくださいよ」なんて持ちかけてみるんですけど
「めんどくさいのよ」

め、めんどくさい。
パンツ履くのが。
………。返す言葉を失くします。

むかーーーし「パンツを履いたサル」って本がヒットしましたが
パンツを履かなくなった人はそれでは何。

それでもウチのばーちゃんなんだよなあ……。

週末の夕ご飯時、ご飯と自分たちはへーちゃんちに大移動するんですが
そんなわけで中学生の息子は絶対先陣を切らない。
そりゃあなあ。
へーちゃんも「あらそろそろみんなが来る頃だわ、パンツぐらい履いときましょうかね」なんて発想はもうないんだよね。
老いたりといえど女、というのがばーちゃんだと思ってましたが
そんなところが麻痺するなんてなーー。
パンツがどーでも良くなっちゃうなんて。
しつこいようですが、これで「認知症」じゃなくて年なりの、脳萎縮の正常範囲内って診断なんですよ?
ってあれ????
「年なり」のうちには、惚けることは込みこみ、含めおき済みってことじゃないですか!!!
惚けることは正常なことなんだ。

ひ・えーーー………

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【2011/02/09 10:06】 | ’08.4.10以降
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へーちゃんの生活を順を追って記録しておこうとする目論見は
なかなか成功しない。
毎日毎日細かくいろんなことが起き続けていて
一息ついてさあ書こう、なんてタイミングは自然には訪れないから。
今こそ書けるというほどの空き時間があったら、まずはぼーーーーっと脱力してしまうし。
ぷんすかしてる気持ちの真っ最中に書いても収拾つかないしなー。

と思っていたんですが
ほかの方のブログを読んでいてつい熟読しちゃうポイントの一つは
介護者の気持ちのところ。
そして「そうそうそう、ああ分かる、とても似ている、私もそう、ああここにも同じ思いで頑張ってる人が」と、勝手に同志を得た気持ちになって
慰められる。

たいていの方は、私より優しく、ずっと頑張ってらっしゃるけども……。
(しかし正直に告白すると、善意に満ちた記述よりスパイスの効いたものの方に魅力を感じるのは
なぜだろう……)

この場ではあまり頻繁には書かないけれど、
実は「ネタ帳」にはしっかり書き続けていて
ばらけないようにふったノンブルは今180ページ。ほぼ4年。

どちらにせよ書かずにはいられないわけです。

この「ネタ帳」から引っ張ってきて書くことで
「認知症じゃなくても(診断がおりなくても)
単なる(?)加齢性のボケだってこーーーんなことが起こるんですよ」と
こんなところを読みに来てくださった方に脅しをかけることにしようかなーーっっと。





3.4世紀の間、戦前まで、日本人の寿命は50歳だった
この30年の間に寿命が30年延びた
寿命50歳の時代は、働きづめに働いて
大家族に囲まれて隠居生活を何年か送って死んでいく
ボケを経験する前に。


あちこちで読みかじったことを要約すると
こういうことらしい。

現代の老齢者がはじめて直面する問題のなんという多さ、深刻さ。
孤独な生活、痴呆あるいは認知症、生活の貧窮……。
(社会的インフラは別として)自分でこれらに十分に備えられなかったとしても
前例がないのだから責められないのかも知れない。

若いときに誰も教えてくれなかったもんねえ。ねえ、へーちゃん…。

うちのへーちゃんなんか明らかに情報貧者。
老齢に達した人が何に気をつけて暮らしていかなければいけないか、なんて情報
摑まえて自分の実にする気なんかハナからさらさらなく
なんとかなるものよ、と若いときの多難を乗り越えたガッツで年を重ねたけど
実はなんともなっておらず
いや、息子夫婦がこうして面倒見てんだから
なんとかなってんのか。

でも垂れ流しですよ?
私のようなドライな嫁に世話焼かれて、ねえ。

30年前までと今では
「長生きしてね」の意味合いがだいぶ違うんではないんですかね、と思うんですよ…。
とさくっと書いてあとはお茶を濁そう…げふんげふん。

にしても50歳、かあ。
もう私、手が届きますわ……。え?私は長生きするつもりですとも。ほどほどにね。
(長生きっていうかーー……、死ぬ間際まで元気に遊びまわってたいナーー。)

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【2011/02/08 22:38】 | ’08.4.10以降
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長らくご無沙汰してしまいました。

数えると5ヶ月も。

この期間、へーちゃんは少しづつ少しづつ衰えて
それに対処するのに大わらわでした。

と言っても、徘徊するではなし……、無為自閉、という訳でもなく……いや、近いものが始まってきたかな。
食欲は相変わらず旺盛で、内臓疾患もひとつもない、という
それでもそれでも、まだまだ、という状態です。

しかし、確実に廃用症候群に近づきつつある。このままだと寝たきりまっしぐら。


(ヒトゴトのように書いている、とお思いでしょうか?

どこから何から書きつけておいたらよいのかよく分からないのですが

このヒトゴトのような態度も、「意識して身につけた」と言えるのかも知れず……。)


ヘーちゃんは衰え、衰え続け、
私は、そばについていながらそれを押し留めることは(当然ながら)できないことが
やはりショックで。
「ショック」なんだな、これは。自己分析も良く出来なかったけれど。

介護って毎日毎日、死に向かっていく「老い」をまさしくまざまざと見ていなければならないものなんだなあ、と今さらながら……。やれやれ。
私は鈍いんじゃないですかね。

こうやってまたPCに向かっているのも、
ちょっと自分の気の持ちようが変わったからかもしれません。
そこら辺を書いといて、自分で読み返して
覚悟を固め直すことをせねばならない。
そのために書きつけておこうかな、と。

ホントのドツボの時って、ああも書こうこうも書こうと、フレーズは湧くものの
その通りにキーボードをたたくところまで行かなかった。
いや、ちょっと参ってたな、と自分で思います。
介護関係の講演会で、話者の先生が
「いや、介護って大変ですよね……つらいですよね……」と会場に間を持って語りかけるのを
聞いただけで、わたくし泣きべそかきましたから。
ヘーちゃんの前で、自分の眉間に深くシワが刻まれているのを自覚しながら
どうしようもなかった。
長いこと微笑みかけもしなかったんじゃないかなー。

「私がへーちゃんの生死の鍵を握っているわけではない。
ヘーちゃんの生命力次第。
私はよくてその伴走者、手伝いと見守りができるだけ。」と
自分のスタンスを決めた(?)はずでした。

でも、まあ、一筋縄ではいかないへーちゃん対応に追われ
「私がいなかったら、この人、尿とゴミに埋もれてとっくに餓死してるはずなのに
なんでこんな高慢でばかでむざむざとぼけていくの、あんた自分でできる努力はないの良く生きようとか思わないわけ?」と憎々しく思い
だんな(つまりへーちゃんの実の息子です)との甘えあってるような会話を前にして
「いつまでも二人でじゃれあってれば。あたしゃマカナイかよ」と白々とあるいは黒々とした気持ちをジャリジャリ味わい。

更年期障害も出始めてるんでしょう、これは。

そんなこんなをやっぱりまたちょっと書き留めておこうかな、と思います……。


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【2010/12/10 00:10】 | ’08.4.10以降
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短期記憶の衰え激しいへーちゃんと、長い会話はなかなか成立しない。

先日の朝も、私が部屋へ入るなり
「いろんな人がいろんなこと言うのよ!!もう訳がわからないのよ!」といきなり始まった。
ちんぷんかんぷんのまま(「いろんな人」とは接触もなかろうに。テレビかな?)
「どんなこと言われたんですか?」と聞いてみた。そりゃ聞くよね、話の接ぎ穂に。
すると「ええ?」「……誰が何を言ってたの?」
「……何が?」「だからー,いろんな人がいろんなこと言うって今へーちゃんが言ったのよ」
「えええ?」「だからどんなこと言われたのかなーって思ってきいたんだけど?」
「私がそう言ったの????今?」「そう」
「そんなこと、私が言う訳ないじゃない!!(憤慨)」

なんなんですか、こりゃ。
たった今自分が言ったことも覚えてられないって…。
「……いえもういいです~聞き間違い~~」と台所に逃げる。
憤慨してグチグチ言ってるのがまだ聞こえてる。
ただナカヨク普通の会話がしたいだけなのに、
こんな風に何をきっかけに突然怒り出すかわからない。
こんなことが度重なると何を言われても
「そーなんですかー」としか受けようがなくなるわけで……、
どうせなら、黙ってうんうん、の方がまだしも有効で友好的に過ごせるってものだ。

とりあえずなるべくへーちゃんには質問厳禁。
(答えられなくて苛立つのかも)

だんなに今日はこれこれこんな調子で、と話すと
「そりゃ、あんた、からかわれてるんだよ」

……そんなお高級なことが可能ならねえ……。

だれかと会話するときに質問厳禁ってゲームやってみてごらんな……。
それは話し手と聞き手の役まわりの固定であって、「会話」ではない。
……そうか、へーちゃんは会話を欲してはいないのか?
しかしおよそヒト(しかも女性)が会話を欲しないなんてことあるかしら……と、
ここで私は気がついてしまった。




人との会話を楽しめる人だったら、ボケはしなかったでしょうよ、と。



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そんな訳で以前にもまして友だちとわんわんおしゃべりしに出かけていく私です。
追記・あ、私には傾聴再訓練が必要なのかも!

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【2010/07/01 08:06】 | ’08.4.10以降
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